2008年07月01日

第5回 牛乳

牛乳を飲むたび、不安になる。

お腹が痛くなるんじゃないか、と。


ものすごく喉が渇いたとき、家に牛乳しか無かったら、

僕は牛乳を飲むだろうか。

飲んだらきっとお腹が痛くなる。

お腹を下して一日を過ごすのは嫌だ。

急いでお茶を買いに行こうか。

・・・・ものすごく喉が渇いた状態で、外に出たら、危ない。

何かを飲みたい思いに囚われて、道路に飛び出してしまうかもしれない。

ほんの少しだけ牛乳を飲んでから、お茶を買いに行くのはどうだ。

・・・その少しの牛乳でお腹を下すかもしれない。

外でお腹が痛くなったら、お店の中でお腹が痛くなったら・・・。

だめだ、みっともない、恥ずかしい。

何事も無くお店に着いたとしても、ものすごく喉が渇いているんだ。

理性を失い、お茶を盗ってしまうかもしれない。

逃げてる途中に道路に飛び出すかもしれない。


そうだ。牛乳を温めるのはどうだ。

・・・急いで飲んで火傷するかもしれない。

表面にできる薄い膜が喉につまるかもしれない。




それでも僕は生きていくだろう。


posted by kon at 01:16| 卑屈 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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